スタイリッシュな走りを追求するバイク界の「おしゃれ番長」。オンロードバイク、オフロードバイクに関わらず、洗練されたデザインがライダーを魅了します。
耐久性や速さを追求するモトクロスやロードレースのための車体であっても、そのデザイン性の高さはいつも注目の的。チャレンジング・スピリットが企業風土であるが故に、常にスピードとデザインの両立を目指しています。
ビッグスクーターブームの火付け役となった『マジェスティ』はシリーズ化され、今でも人気車種。イメージカラーは、『赤×白』。人生を豊かにし、バイク好きの心を満たしてくれます。
オルガンなどを手掛けていた日本楽器製造(株)は、1954年(昭和29年)にオートバイの製造を開始。翌年、1955年(昭和30年)、モーターサイクル第1号機『YA1』(排気量125cc)を世に送り出し、その年に開催された第3回富士登山レースで見事優勝を果たしました。そして、1956年(昭和31年)、オートバイ部門を独立させたヤマハ発動機(株)が誕生。モーターサイクル初のグッドデザイン賞を受賞した『YA2』の他、国産初の本格的スポーツモデル『YDS1』を1959年(昭和34年)に発売。70年代に入ると、4ストロークエンジンを搭載した『XS1』が、スリムな車体と軽快な走りを追求したバイクとして一世を風靡し、70年代後半からは、オフロードバイクの活躍も世界中で注目を集めました。同時期には、跨らずに乗る「ステップスルー」という新しいスタイルの、いわゆるスクーターの開発にも成功。1977年(昭和52年)発売の『Passol』(排気量50cc)は、女性など新しいユーザー層を拡大したと言われます。そして、1995年(平成7年)には、大ヒットした『マジェスティYP250』(排気量250cc)が登場。ビッグスクーターブームを巻き起こしました。
「私たちにバイクがあるように、目の不自由な方に盲導犬を」との呼び掛けで1989年にスタートした「YAMAHA NICE RIDE募金」は、財団法人日本盲導犬協会へ盲導犬育成資金を贈るというもので、ショップの店頭やイベント会場などで、募金を受け付けています。
また、ヤマハ・ライディング・アカデミー(YRA)」のオートバイ部門では、世界各国の警察や警備隊に安全なライディングの「心と技術」を指導することで受講生のスキルアップを図ると共に、ヤマハの企業目的である「感動創造企業」の実現をも目指しています。